世田谷区祖師谷の歯科医院「むね歯科クリニック」は「感覚」や「経験」に頼らず、確実に「目で確認」する治療を行います

感覚や経験に頼らず、
確実に目で確認する治療を行います

当クリニックでは、より安全で正確な治療を患者様に受けていただくために、世界最高峰の光学機器メーカー、ドイツのカールツァイス社製歯科用顕微鏡を導入しました。

歯科用顕微鏡を用いた歯の神経の治療

ヒトの口の中というのは、実は極めて精緻に作られています。食べ物の中に髪の毛一本入っていても、気が付きます。舌先だったりかみ合わせだったり、そのセンサーは大小様々な異物を検出し、感じ取ります。 また一方で、口の中はかなり厳しい環境にさらされ続けています。熱々のコーヒーに、削ったばかりのかき氷、ぴりりと辛い麻婆豆腐にふわふわのショートケーキ、お酢のきいた酢の物に日本酒によくあうイカの塩辛などなど。食べ物は枚挙に暇がありません。これらの食べ物を受け入れているお口の中は、冷温酸甘辛塩と日々、過酷な環境の中に置かれているのです。

精密な構造で過酷な環境だからこそ、その治療も大雑把では終わらせたくないと考えています。
できる限り元通りを再現する、以前と遜色のない状態へと回復させる、そんな治療が目標です。

さて、歯がなくなる原因の主なものの一つに虫歯があります。 歯の表面に空いた穴は虫歯菌のたまり場になり、だんだん広がって穴が大きくなり、ついには神経に到達して痛みが出ます。歯の神経自体もばい菌にやられてしまい、腐敗します。残った歯自体にもばい菌はくっついて、虫歯が進行していきます。こうなると虫歯でやられてしまった歯は土台の部分だけになり、いよいよ役に立たなくなるので 抜歯に至る、というわけです。 多くの方の場合、虫歯が進んでしまって神経が痛んだりうずいたりするようになってから歯医者さんの受診を考えるようになります。ここまで進んでしまっていると、歯の神経の一部はすでに虫歯のばい菌からの攻撃を受けていてダメージを負った状態になっています。つまり感染しているのです。

ここで、最初の内容に戻りますが、歯も極めて精緻に作られています。それは歯の神経とても例外ではなく、歯の中には神経を収める空洞があり微小な血管や神経が張り巡らせています。その微小な空洞に細菌が感染するとどうなるのでしょうか。 歯の内部も虫歯となっていきますし、神経自体も腐敗していきます。感染に至った歯を治療するには、歯の根の中を細い針のような専用のヤスリでこすり取って腐敗した神経や虫歯を取り除いていかなければなりません。相手は髪の毛一本を噛み分ける歯ですから、ばい菌を残してはならないのです。とはいっても、微小な空洞に対する治療をよく見えないお口の中に手を入れて行うわけですから、感染を残してしまうこともそれなりにあることなのです。 なので、歯科用顕微鏡という拡大装置を用いて実際に見ながら取り残さないように確認して進める必要があるのです。 今は、専用のヤスリもだいぶ進化していわゆる形状記憶合金を用いて歯の空洞にフィットするような治療をしていくことも可能になりました。

細大漏らさず、神経が収まっていた空洞をきれいにする、そしてばい菌が新たに繁殖しないような環境をつくり、再発防止につなげることが、最終的には歯を保ち自分の歯でずっと食事ができる。そのために行うべき治療とは、今までの経験と勘に頼る治療ではなく、顕微鏡を使ってしっかりと「見て」行う神経の治療なのです。

ページの先頭へ戻る